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  • 性能・利点はそのままに、部品の軽量化と耐衝撃性を高めたい…

    BEV軽量化のため部材の見直しが必須となるも、多くの要求を満たす材料が見つからず…
    独自の繊維形態で、熱可塑性樹脂に対する固定概念を打ち破るSereebo® GF

    自動車メーカーR社 ボディー設計部
解決のポイント
  1. Teijin Automotive Technologiesの「熱可塑性樹脂Sereebo® GF」は、軽量化で実績のあるSereeboの技術を応用したガラス繊維熱可塑性複合材料
  2. 独自の繊維形態を有し、他社材より少ない難燃剤で十分な難燃性能を発揮するほか、熱暴走の可能性を低減できた
  3. 高い耐衝撃性や成形性にも優れ、リサイクルも可能
  4. Teijin Automotive Technologiesの協力で部品を試作し性能を確認

解決

新開発の熱可塑性樹脂との出合いで軽量化が加速!他の部品での展開も視野に

そのころ開催されていた展示会のオープンセミナーに参加したS氏は、Teijin Automotive Technologiesが新たに開発した樹脂材料のことを知りました。より詳しい説明が聞きたいと、S氏は同社に問い合わせます。そして、新開発の「熱可塑性樹脂Sereebo® GF」についてプレゼンテーションを受けることになりました。

担当者によると、「熱可塑性樹脂Sereebo® GF」は、トラックベッドの軽量化で実績を持つSereebo技術を応用した、ガラス繊維熱可塑性複合材料であるとのことでした。

特徴について、高強度・高延性であるため、衝撃を受けても凹みが生じない高い耐衝撃性を持つことや、高い成形自由度を活かしてエアロダイナミクスに貢献できるとの説明がありました。
加えて、独自の繊維形態を有するため、他社材より少ない難燃剤で十分な難燃性能を発揮するだけではなく、熱をバッテリーに伝えづらいために、熱暴走の可能性を低減させることも分かりました。また、熱可塑性樹脂であるにも関わらずGB38031基準を難なくクリアできたといいます。
さらには、リサイクルが可能で、環境負荷が小さいというのも魅力的でした。

「この製品であれば、バッテリーカバーとトレイ、そしてボトムプロテクターに求められる全ての条件をクリアできるのではないかという可能性を感じました」(S氏)

S氏は早速、Teijin Automotive Technologiesに「熱可塑性樹脂Sereebo® GF」でボトムプロテクターの試作を依頼。同社からのアドバイスを受け、エアロ形状の一体成型を試みた試作品を用いて、熱暴走試験を含めた各性能試験を開始しました。

「性能試験は継続中ですが、現在のところ順調に進捗しているとのことで、ほっとしています。私たちは、同時に同モデルのバッテリーカバーの設計も開始しました。また、今後はバッテリーボックス周辺だけではなく、他の部品での展開も検討していく予定です」(S氏)

そう語るS氏の表情は、今後の展開に対する期待にあふれていました。

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