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  • 開発中の次期EVモデル、軽量化はもう「限界」…

    テールゲートの軽量化を実現した、
    Teijin Automotive Technologiesのハイブリッド成形技術とは?

    自動車メーカーE社 車体設計部
解決のポイント
  1. Teijin Automotive Technologiesが新開発したガラス繊維強化等方性熱可塑材料(Sereebo® GF)を部分補強材として、従来の射出材を組み合わせた一体成形品は、金属補強を排除できるか、または金属補強が必要でも使用面積を削減できるため、さらなる軽量化を実現
  2. インナーにSereebo® GFとPP-GF射出材を用いたハイブリッド一体成形品、アウターにPP射出成形品を適用した結果、金属補強が多用されている現行モデルと比べて樹脂製テールゲートインナーを20%軽量化できた
  3. テールゲートインナーに関しては、従来品よりコストとCO₂排出量低減の可能性も示された

解決

新材料とハイブリッド成形技術によって高強度・高剛性と20%の軽量化を達成

車体設計部のメンバーの一人がTeijin Automotive Technologiesのハイブリッド一体成形技術の紹介記事に目を留め、早速、担当者に技術プレゼンテーションとディスカッションを依頼しました。

Teijin Automotive Technologiesが新開発したガラス繊維強化の等方性材料(Sereebo® GF)と、従来の射出材を組み合わせて一体成形することで、金属補強を削減でき、さらなる軽量化が可能とのことでした。既に新技術を適用した自動車用成形品の評価が進められており、E社が求める十分な性能と軽量化効果が期待されました。

E社は、同社に協力を仰いでテールゲートインナーの試作を実施、アウターにはこれまで通りPP射出成形品を適用しました。その結果、金属補強部品を減らした上で、必要な強度・剛性を実現することができ、現行モデルと比べてテールゲートインナーを20%軽量化できたのです。

「特にインナーに関しては、従来品よりコストとCO₂排出量低減の可能性があることがわかりました。金属補強も限定的なため、リサイクル性の向上も期待できることに満足しています」(T氏)

E社では、材料技術部門や生産技術部門の人員をメンバーに加えた上で、次期モデルのテールゲートに同社のハイブリッド成形技術の採用を決定しました。

引き続きE社ではTeijin Automotive Technologiesと共に具体的な部品設計を進め、さらにテールゲート以外の部品もハイブリッド成形技術を適用できないか検討していきます。

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