樹脂材料に精通したTeijin Automotive Technologiesだからこそ、初期段階からの開発サポートが可能!
開発パートナーを見つけるべく、O氏たちは広範囲に情報収集を開始しました。その結果、Teijin Automotive TechnologiesのGF-SMCが米国の自動車メーカーに採用された事例を見つけ、すぐに問い合わせてみました。担当者によると、GF-SMCを用いた自動車部品メーカーとして、部品設計の豊富なノウハウとバッテリーカバーに適した材料開発を得意としていました。すでに複数のEV用のバッテリーカバーの実績もあるとわかり、O氏らは期待に胸を膨らませました。
「彼らは自動車生産の世界の主要エリアに生産拠点があり、グローバルTier1サプライヤーとして、各国で同質のサービス&サポートの提供が可能でした。このことは、私たちの開発・供給パートナーとして、これ以上ない条件でしたね」(O氏)
単なる部品供給に留まらず、内製だけでは難航していた部品開発段階から部品設計サポート、CAE解析の協力も得られます。金属材料からの切り替えや軽量化など、樹脂まわりのニーズに対して、初期段階からコンタクト可能な「最良の相談相手」に出会えたのです。
社内で検討の結果、今回のカバー部品についてはTeijin Automotive Technologiesと相談しながら開発を進めることになりました。プロジェクトは現在も順調に進行しています。