背景

• EV、PHEV等のバッテリーボックスはバッテリー保護の為に高い安全性が求められる。
• 安全性の高いバッテリーボックスには金属が使われることが一般的であるが、重量、防錆、水密に課題を抱えることが多い。
• 金属製ボックス同等の安全性能を有し、軽量なマルチマテリアルバッテリーボックスが必要とされている。

概要

複数の材料を適材適所に活用したマルチマテリアルバッテリーボックスは、衝突時の衝撃・火災・水没等、様々な条件下において高い安全性を有しながら、従来の金属製バッテリーボックスよりも軽量である。

特徴

• Teijin Automotive Technologiesのマルチマテリアル技術を駆使しデザインコンセプトを開発
• カバー及びトレイには耐火性を付与したSMCにロールフォームもしくは押出工法で製造可能な拡張性のある金属フレームの組合せ
• 実機試作による生産性検証を完了
• GB規格をベースとした各種要求性能の達成度を実機により検証